うま味

日々の備忘録に近い

二次元の“オタク”をやめようと思う

どうも〜こんばんは。

すっっっっっっっっっっっげえ久しぶりにブログを書きます。

存在自体を忘れてたとかそういうんじゃ・・・ないから・・・

 

早速ですが本題です。

 

タイトルにある通り、二次元のオタクをやめようと思います。

 

そもそもオメーが二次元のオタクだったことなんて知らんがなって話だと思うんですが、わたしの初恋は緋村剣心るろうに剣心)だし、当時まだクソガキだったけどカードキャプターさくらの映画は親に頼み込んで3回見たし(パンフレット今でも大事に持ってるし)、週刊少年ジャンプは15年ぐらい購読しています。

もともと母が漫画やアニメが好きで、しかしそれとはあんまり関係なくわたしもアニメが好きで、絵本が好きで、絵を描くことが好きで、漫画が好きだったわけです。

つまり生まれながらにしてオタクだったのです。

よくオタクはオタクになる前の記憶がないと言いますが、わたしの場合はマジで生まれてないから記憶がリアルに存在しないのです。

 

〜自分語り乙〜

 

ではそんなナチュラルボーンオタクであるわたしが、今回なぜ二次元のオタクを辞めようと思ったのか、そんなところを書いていきたいと思います。

どちらかというと自分の気持ちの整理といった面が強い文にはなるが、暗い話はないのでひとつのいわゆるお気持ちコンテンツとして娯楽にしちゃってください。

 

それではどうぞ。

 

 

きっかけになったのは、昨年夏にハイキュー!!が完結したことです。

わたしは四ツ谷先生の頃からの古舘春一フォロワーです。アソビバ。も王様キッドも本連載になった四ツ谷先輩も大好きです。そんな古舘先生の新作が読みたくて、週刊ではないジャンプをわざわざ買って読んだのも覚えています。

もともとバレーボールを観ることも好きでした。ジャニオタだったのもあるけど、それ以上に試合見てるのが楽しくて、毎回ワールドカップの中継は見ていました。男子バレーの山本選手めちゃくちゃ好きだった。

好きな作者が、好きな題材で漫画を描いてくれたのがとてもうれしくて、連載が始まって読み切りにはいなかった3年生の菅原くんに出会い、狂うことになりました。※今も狂っているので、単純計算すると9年ほど狂っていることになる。

わたしはダブルアーツ症候群(すごく好きだった漫画がこれから絶対面白くなる!というタイミングで突如打ち切りになり、単行本は3巻までしか出ず、受け入れられず庭に意味もなく深さ20センチ弱の穴を掘っては埋めるなどの奇行を起こし、どんなに好きな漫画でも5巻以上出ないと単行本が買えなくなるという強烈な打ち切りへのトラウマを残した状態のことをわたしが勝手にこう呼んでるだけです すみません)に苦しんでいるため、普段は単行本は連載がある程度軌道に乗ったものしか買えません。そんな中、ハイキューは1巻からすべて初版で揃えるほどには好きでした。(一部紛失して買い直したものはあります。。無念 ぜったいどこかにはある。。)

青春を共に駆け抜けた作品が、昨夏とても綺麗に、完結しました。

 

鬼滅の刃も割と早い段階から好きだったし、煉獄さんは永遠だけど、鬼滅が終わったときはわたしはあまりロスにはならなくて、意外と大丈夫なもんなんだな〜と楽観的に考えていたんです。が。

ハイキュー終わったら超ロス 寝られない

何度も1巻から読み返してはいろんなことを思い出して泣き、笑い、そして恋した(菅原に)

 

でも最終巻の発売と、同時に出るショーセツバンと、待望のファンブック第2弾もあるから、それを楽しみにずっと生きていました。これはマジ。

コロナ禍でわたしを支えてくれたのはハイキューとアイドルでした。

そして、その3冊が発売された後も、冬に画集が出ることが発表されていたし(古舘先生の絵はどれも好きだけど、不透明水彩の絵が特にすごく好き!)アニメの4期も放送されるから、原作厨なのでロスをめちゃくちゃに引きずっていたけど、ジャンプに公開された情報が載るたびに元気出たし楽しみな気持ちでいっぱいだった。

ハイキュー!!展は宮城に行きたかったけどさすがに自粛して、東京のチケットは日曜の入場特典1点狙いでそこそこ大変だったけど、取ることができて。

この情勢下で開催されるか心配だったけど、東京でのハイキュー!!展も無事に、年末から開催されました。

年明けすぐに行ってきたんだけど、正直菅原以外の記憶があんまりない。(もう1回行くから次はもっと全体を見てきます すみません)でもどの原稿も、アナログだからこその修正跡とか水色シャーペンでの下描きとか、枠外のアシスタントさんへの指示が見られて感動だった。

グッズ代も家賃を超えてた。これでも菅原がいないものはほとんど手に取っていないので、自分ではかなり抑えたと思ってる。でも正直今ジリ貧です!

 

こうして一気にあ〜〜〜幸せだな〜〜〜この作品好きでよかっただいすき〜〜〜!という気分に浸っていたんですが、それだけでずっと燃やしてきた燃料タンクはそろそろ底をついたみたいです。

今まで週刊誌で毎週供給されてきた燃料は無くなって、今でも単行本はすぐ手に取ってしまうし、グッズも手元にあって見るたび嬉しくなるし、それでもなんだか、今までの熱量みたいなものがなくなったのをこの一週間でめちゃくちゃに感じていました。

ハイキューへの熱量じゃなく、二次元コンテンツへの熱量が。

 

ずっと、なんでだろう?と考えていました。ひとつの大好きだった作品が完結したけど、他にも好きな漫画あるし、漫画を読むのは大好きなのに。

でもたぶん、二次元コンテンツ全体にワッと身を燃やせたのはハイキューからの燃料が8割だったのかもしれないって思いました。

ハイキューでもらった熱量で、描きたい絵を描いていたんだと思います。ハイキューはわたしが描くまでもなく原作を読めば欲しいものが全部そこにあったから、下手くそな自分の絵で壊したくない気持ちが強くてあまりファンアート描けなかった。その分他の漫画で描きたいものは下手くそなりに結構いろいろ描いていた。だから二次元コンテンツに“自分が身を投じること”にハイキューが密接に関わってると思っていなくて、自分でもこの結論に辿り着くまで結構時間がかかってしまいました。

 

好きな漫画の1つが今アニメもやっていてグッズもコラボもどんどん情報が出るけど、行きたいとか欲しいってあまり思わなくなりました。そもそもアニメ自体も見ずに録画したまま溜まってるし、あんまり見る気にもなれない。まさか飽きたのか?とも思ったけど、漫画だけは毎週楽しく読んでいるし。じゃあ原作厨拗らせてるだけ?とも思ったけど、年明けまではきちんと見てたからなあと思って、もう少しだけよく考えてみようと思って辿り着いた結論がここだったのです。

 

そうなると、もともとソシャゲはあんまり続けられなくてFGOぐらいしかやってないし、アニメ情報も自分でアンテナも張ってないから好きな漫画のアニメ化ぐらいしか見ないだろうし、これから先グッズを買うこともたぶんあんまりなくなるだろう。ファンアートも、今描きたいと思うものは別のものが多くて、そうなってくるといよいよあれ?この状況にいるわたしって“オタク”なんか?という気持ちにもなってくるわけですよね。

別にオタ卒したいとも全く思ってないし、漫画読んでるからオタクだろ!って言われたらあっはいオタクです。と答えるだろうけど、Twitterとかのめちゃくちゃ熱の入った感想書いてるとか、めちゃくちゃ力入れて絵描いてるオタクたちとの間にはかなりの距離がある気がするんです。今まではかろうじて絵を描いて投げてたからそういうオタクたちの中でオタクですと名乗れたけど、じゃあ今は?無理だなって思う。創作してるからオタクってのもまた違って、創作活動をしていなくても情報を集めたり、絵や文を消費者として楽しんでる、楽しむためにアンテナ広げてるってのも立派なオタク。でも今のわたしはそれもしていない。原作読んでれば満足してしまうから。

作品は好きだし、漫画も好きだけど、今のわたしはオタクじゃなくてただの漫画好きなんだなーと思ったらショックどころかちょっと気持ちが楽になりました。

勝手に他の熱量あるオタクたちに引け目を感じてたんだと思います。オタク界隈はにわかが嫌われるから、自分で自分をクソにわかじゃねーかと思ってた気がする。でももうオタクじゃないからにわかもクソもあるか〜いみたいな気持ちだし、「“オタク”でいなきゃ」みたいな義務感も全くなくなりました。オタクじゃね〜もん♪

 

これからも好きなものにはお金払うし、グッズもああこれ欲しいなって思ったら買うだろうけど、たぶん側から見たらオタクに変わりはないんだけど、わたしは二次元コンテンツのオタクやめることにしました。

ただ好きなものを好きだな〜と思って、好きな方法で愛して、ただただ楽しいなって思いながら漫画やゲームに触れていこうと思います!

 

終わり!!!!!!!

 

P.S.

明日(1/9)の15時からMステとJrのなんか特番(認識が雑)やるから暇だったら見てね!!!!!!!!!!!