うま味

日々の備忘録に近い

二次元の“オタク”をやめようと思う

どうも〜こんばんは。

すっっっっっっっっっっっげえ久しぶりにブログを書きます。

存在自体を忘れてたとかそういうんじゃ・・・ないから・・・

 

早速ですが本題です。

 

タイトルにある通り、二次元のオタクをやめようと思います。

 

そもそもオメーが二次元のオタクだったことなんて知らんがなって話だと思うんですが、わたしの初恋は緋村剣心るろうに剣心)だし、当時まだクソガキだったけどカードキャプターさくらの映画は親に頼み込んで3回見たし(パンフレット今でも大事に持ってるし)、週刊少年ジャンプは15年ぐらい購読しています。

もともと母が漫画やアニメが好きで、しかしそれとはあんまり関係なくわたしもアニメが好きで、絵本が好きで、絵を描くことが好きで、漫画が好きだったわけです。

つまり生まれながらにしてオタクだったのです。

よくオタクはオタクになる前の記憶がないと言いますが、わたしの場合はマジで生まれてないから記憶がリアルに存在しないのです。

 

〜自分語り乙〜

 

ではそんなナチュラルボーンオタクであるわたしが、今回なぜ二次元のオタクを辞めようと思ったのか、そんなところを書いていきたいと思います。

どちらかというと自分の気持ちの整理といった面が強い文にはなるが、暗い話はないのでひとつのいわゆるお気持ちコンテンツとして娯楽にしちゃってください。

 

それではどうぞ。

 

 

きっかけになったのは、昨年夏にハイキュー!!が完結したことです。

わたしは四ツ谷先生の頃からの古舘春一フォロワーです。アソビバ。も王様キッドも本連載になった四ツ谷先輩も大好きです。そんな古舘先生の新作が読みたくて、週刊ではないジャンプをわざわざ買って読んだのも覚えています。

もともとバレーボールを観ることも好きでした。ジャニオタだったのもあるけど、それ以上に試合見てるのが楽しくて、毎回ワールドカップの中継は見ていました。男子バレーの山本選手めちゃくちゃ好きだった。

好きな作者が、好きな題材で漫画を描いてくれたのがとてもうれしくて、連載が始まって読み切りにはいなかった3年生の菅原くんに出会い、狂うことになりました。※今も狂っているので、単純計算すると9年ほど狂っていることになる。

わたしはダブルアーツ症候群(すごく好きだった漫画がこれから絶対面白くなる!というタイミングで突如打ち切りになり、単行本は3巻までしか出ず、受け入れられず庭に意味もなく深さ20センチ弱の穴を掘っては埋めるなどの奇行を起こし、どんなに好きな漫画でも5巻以上出ないと単行本が買えなくなるという強烈な打ち切りへのトラウマを残した状態のことをわたしが勝手にこう呼んでるだけです すみません)に苦しんでいるため、普段は単行本は連載がある程度軌道に乗ったものしか買えません。そんな中、ハイキューは1巻からすべて初版で揃えるほどには好きでした。(一部紛失して買い直したものはあります。。無念 ぜったいどこかにはある。。)

青春を共に駆け抜けた作品が、昨夏とても綺麗に、完結しました。

 

鬼滅の刃も割と早い段階から好きだったし、煉獄さんは永遠だけど、鬼滅が終わったときはわたしはあまりロスにはならなくて、意外と大丈夫なもんなんだな〜と楽観的に考えていたんです。が。

ハイキュー終わったら超ロス 寝られない

何度も1巻から読み返してはいろんなことを思い出して泣き、笑い、そして恋した(菅原に)

 

でも最終巻の発売と、同時に出るショーセツバンと、待望のファンブック第2弾もあるから、それを楽しみにずっと生きていました。これはマジ。

コロナ禍でわたしを支えてくれたのはハイキューとアイドルでした。

そして、その3冊が発売された後も、冬に画集が出ることが発表されていたし(古舘先生の絵はどれも好きだけど、不透明水彩の絵が特にすごく好き!)アニメの4期も放送されるから、原作厨なのでロスをめちゃくちゃに引きずっていたけど、ジャンプに公開された情報が載るたびに元気出たし楽しみな気持ちでいっぱいだった。

ハイキュー!!展は宮城に行きたかったけどさすがに自粛して、東京のチケットは日曜の入場特典1点狙いでそこそこ大変だったけど、取ることができて。

この情勢下で開催されるか心配だったけど、東京でのハイキュー!!展も無事に、年末から開催されました。

年明けすぐに行ってきたんだけど、正直菅原以外の記憶があんまりない。(もう1回行くから次はもっと全体を見てきます すみません)でもどの原稿も、アナログだからこその修正跡とか水色シャーペンでの下描きとか、枠外のアシスタントさんへの指示が見られて感動だった。

グッズ代も家賃を超えてた。これでも菅原がいないものはほとんど手に取っていないので、自分ではかなり抑えたと思ってる。でも正直今ジリ貧です!

 

こうして一気にあ〜〜〜幸せだな〜〜〜この作品好きでよかっただいすき〜〜〜!という気分に浸っていたんですが、それだけでずっと燃やしてきた燃料タンクはそろそろ底をついたみたいです。

今まで週刊誌で毎週供給されてきた燃料は無くなって、今でも単行本はすぐ手に取ってしまうし、グッズも手元にあって見るたび嬉しくなるし、それでもなんだか、今までの熱量みたいなものがなくなったのをこの一週間でめちゃくちゃに感じていました。

ハイキューへの熱量じゃなく、二次元コンテンツへの熱量が。

 

ずっと、なんでだろう?と考えていました。ひとつの大好きだった作品が完結したけど、他にも好きな漫画あるし、漫画を読むのは大好きなのに。

でもたぶん、二次元コンテンツ全体にワッと身を燃やせたのはハイキューからの燃料が8割だったのかもしれないって思いました。

ハイキューでもらった熱量で、描きたい絵を描いていたんだと思います。ハイキューはわたしが描くまでもなく原作を読めば欲しいものが全部そこにあったから、下手くそな自分の絵で壊したくない気持ちが強くてあまりファンアート描けなかった。その分他の漫画で描きたいものは下手くそなりに結構いろいろ描いていた。だから二次元コンテンツに“自分が身を投じること”にハイキューが密接に関わってると思っていなくて、自分でもこの結論に辿り着くまで結構時間がかかってしまいました。

 

好きな漫画の1つが今アニメもやっていてグッズもコラボもどんどん情報が出るけど、行きたいとか欲しいってあまり思わなくなりました。そもそもアニメ自体も見ずに録画したまま溜まってるし、あんまり見る気にもなれない。まさか飽きたのか?とも思ったけど、漫画だけは毎週楽しく読んでいるし。じゃあ原作厨拗らせてるだけ?とも思ったけど、年明けまではきちんと見てたからなあと思って、もう少しだけよく考えてみようと思って辿り着いた結論がここだったのです。

 

そうなると、もともとソシャゲはあんまり続けられなくてFGOぐらいしかやってないし、アニメ情報も自分でアンテナも張ってないから好きな漫画のアニメ化ぐらいしか見ないだろうし、これから先グッズを買うこともたぶんあんまりなくなるだろう。ファンアートも、今描きたいと思うものは別のものが多くて、そうなってくるといよいよあれ?この状況にいるわたしって“オタク”なんか?という気持ちにもなってくるわけですよね。

別にオタ卒したいとも全く思ってないし、漫画読んでるからオタクだろ!って言われたらあっはいオタクです。と答えるだろうけど、Twitterとかのめちゃくちゃ熱の入った感想書いてるとか、めちゃくちゃ力入れて絵描いてるオタクたちとの間にはかなりの距離がある気がするんです。今まではかろうじて絵を描いて投げてたからそういうオタクたちの中でオタクですと名乗れたけど、じゃあ今は?無理だなって思う。創作してるからオタクってのもまた違って、創作活動をしていなくても情報を集めたり、絵や文を消費者として楽しんでる、楽しむためにアンテナ広げてるってのも立派なオタク。でも今のわたしはそれもしていない。原作読んでれば満足してしまうから。

作品は好きだし、漫画も好きだけど、今のわたしはオタクじゃなくてただの漫画好きなんだなーと思ったらショックどころかちょっと気持ちが楽になりました。

勝手に他の熱量あるオタクたちに引け目を感じてたんだと思います。オタク界隈はにわかが嫌われるから、自分で自分をクソにわかじゃねーかと思ってた気がする。でももうオタクじゃないからにわかもクソもあるか〜いみたいな気持ちだし、「“オタク”でいなきゃ」みたいな義務感も全くなくなりました。オタクじゃね〜もん♪

 

これからも好きなものにはお金払うし、グッズもああこれ欲しいなって思ったら買うだろうけど、たぶん側から見たらオタクに変わりはないんだけど、わたしは二次元コンテンツのオタクやめることにしました。

ただ好きなものを好きだな〜と思って、好きな方法で愛して、ただただ楽しいなって思いながら漫画やゲームに触れていこうと思います!

 

終わり!!!!!!!

 

P.S.

明日(1/9)の15時からMステとJrのなんか特番(認識が雑)やるから暇だったら見てね!!!!!!!!!!!

 

また夢を見せて

週刊誌(笑)って思ってたよ

 

コミカルなグループ活動が嫌になったとか、そんなわけない何言ってんのって

それが理由に書かれていたから嘘乙、なに?話題作り?って

CD出るし、ツアーも始まるもんねー、て

 

そう思っていたんだ

 

9:35に届いたファンクラブのメール、その時私は資格試験の真っ最中でまったく知らなくて、午前の試験が終わって携帯チェックしているときにとんでもないことになっているのを初めて認識した。

11:00に公開された文章を、開いたけど読むことはできなかった。

読んだら、多分午後の試験は受けられないと、本能的に思ったのかもわからない。

それが起こった事実だけが頭にある状態で、彼本人のコメントも続くメンバーのコメントも読まずに携帯は閉じて、

偶然にも同じ試験を受けていた友達と喋って、試験中に来てたラインのやりとりとかでなんとか意識を逸らそうとしてた。

午後の試験も頭フル活用してとにかく受け入れがたい現実を考えないでいいように、考える隙間を与えないようにして、とにかく目を逸らそうとして。

 

帰るまでに、ツイッター開けばネットニュースや会見の様子やで嫌でも少しずつ目を反らせなくなって

 

もうねいろいろ考えないようにうろうろしてたんだけどね帰ってきた途端涙と頭痛と腹痛と吐き気が止まらなくてね

コメント読んだよ

横山くんが謝ることなんて何一つないのに。誰も悪いことなんてなにもしていないんだから、誰も謝ることなんてないのに。

 

会見の様子も見たよ

 

横山くんの「今日という日が来ないでほしいという思いでいっぱいでした」って発言に、いつからこの人たちは考えて悩んで葛藤し続けていたんだろうって、

涙をこらえながら喋る横山くんが痛々しくてつらくて苦しかった。こらえられてなかったけど。

みんなのwebの連載見返して、ああなんかこれはすばるくんに向けての言葉だったのかなって思う部分が沢山あって

これだけでかい気持ちを抱えながらこの人たちは今まで私たちに笑顔を届けてくれていたんだなと思ったら、苦しくて苦しくて。

 

みんなが納得して送り出そうとしてるんだから送り出してあげたいのにどうして?ってのが先行してしまうファンでごめんなさい。

会見でもコメントでも気持ちは十分痛いほど伝わってて、すばるくんが関ジャニ∞大好きなのも関ジャニ∞がすばるくん大好きなのもあふれていて

週刊誌での脱退理由として挙げられてたグループのコミカルな方向性についてを、「責任を持って否定させていただきます」と言い切ってくれたのが嬉しかった。

バラエティ大好きだったのもわかってる

あんまり知らない人からしたら、もしかしたらそうは見えなかったかもしれないけど、それは自分の役割分担じゃなかっただけで、すばるくんが抜きん出た笑いのセンスを持ってたことを少し見ていれば誰でも気づく

ソロコンサートで「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!」って言ってくれたすばるくんが、アイドル嫌になって辞めたんじゃないのなんてみんな知ってるよ

だから週刊誌の記事なんて信じませんよ(笑)って思ってたし心の底から現実になるなんてこれっぽっちも思っていませんでした

近年ほんとーーに穏やかで歌い方も優しくなって、ああいい歳の取り方してんだなあって思って、そんなあなただから安定を捨てて新地に飛び込む決意をしたのかな

歌い方も昔は良くも悪くも尖っていたけど(ONEとか、その尖り具合があってこそ響く歌もあって当時はそれが必要だったしそれが彼の持ち味でもあったと思っているので、悪いことだとは思ってないよ)近年は本当に優しい歌い方もするようになって、きっと関ジャニ∞でいろんなことをして、表現が広がって、ならもっとって、今までできなかった勉強とかしたらもっとって思ったんだろうなって勝手に想像しました

それがわかっているからこそ、メンバーたちも背中を押す決意をしたのだろうな、とも。

 

あなたは関ジャニ∞に守られ支えられときに甘えてきたと言ったけど、

グループをずっと守って支えてきたのはあなたを含めた3馬鹿だと思っているんです

私は横山くんが大好きで、横山くんの仲間であり親友であり戦友であるすばるくんが大好きで、そんなあなたたちが大好きな関ジャニ∞が大好きだ。

私は8周年からの新参だから、8人が7人になったときのファンの気持ちはわからないけど、きっと今みたいにみんながショックを受けながらも7人の関ジャニ∞を大好きでいたように、7人が6人になっても関ジャニ∞が大好きなことに変わりはないです。

そして袂を別つあなたのことも、嫌いになれるわけがない。

今までこんなに愛してくれた、楽しませてくれた、支えてくれたあなたのことが嫌いになれるはずない。

でもすぐにソロ活動応援するよって言えないのはファンの身勝手なわがままだ。

すばるくんが抜けた穴の大きさはきっと想像してるよりもっともっと大きいだろうし、何を見ても何を聴いてもグループにいたあなたのことをきっと忘れられないし、これから6人が進む道にあなたがいないことを考えたくない。考えられない。いまは。

 

それでも6人が背中を押すと言っているからには、そしてあなた自身が確固たる意志で決めたことには、ファンは成すすべはないし、メンバーが背中を押すと言うなら、すぐには無理だけど私も応援できるように努力するよ

 

あと最後に、これからもずっと横山くんのともだちでいてね

 

私はこれからも6人を応援し続けるし、心の整理がついたらきっとあなたのことも応援し続けると思います。

頑張れとは言いません、あなたは頑張るしかない状況に自ら飛び込むんだから。

関ジャニ∞にも頑張れとは言いません、だってこれから6人でも大丈夫って言えるくらい死ぬほど頑張らなきゃいけないんだから。

 

これからもずっとその背中を見てるよ

大好きな6人と1人の背中を

大好きな人たちと夢を見続けるよ

 

 

東京都唯一の村 檜原村に行ってきた

関東郊外に住んでいると、旅行に行くとなると出てくる候補の中に東京都が入ることはまずないように思う。

東京都、そこは私にとっては働く街であり、遊ぶ街であり、癒やしを求めた選択肢の中には入らなかったのである。

そんな中、いただきハイジャンプを観て、檜原村の存在を知った。

 

えっ。東京都に村なんてあんの。

えっ。東京都としては唯一の村なの。※島除く

えっ。こんにゃくめちゃくちゃ美味しそうなんだけど!!!!!!!←個人的にはこれがでかかった

 

自担(髙木くん)が食べてたこんにゃくが食べたい。

いや自担が食べてなくてもこんにゃくが食べたい。

私は好きな食べ物にこんにゃくって答えるような女だから、こんにゃくが食べたい。(ほか豆腐、ひじき等)

 

というわけで。(?)

 

行ってきました、檜原村

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とは言え日帰り旅行。

加えて私の家からは電車で片道2時間半かかるため、行けるところは行こう、くらいの感覚で。

 

まずは払沢の滝。

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マイナスイオン全開のこちら。歩いてくる道中も空気が澄んでいて美味しい。草木の香りが心地いい、まさに自然のパワーを感じる。。

 

武蔵五日市駅からバスで藤倉行に乗り込み、払沢の滝入り口で下車。そこから、標識に従って進んでいけば、比較的簡単に滝までたどり着くことができる。バス停からおよそ15分ほど歩けば、マイナスイオンをたっぷり感じることができるというわけだ。

途中、ギャラリー喫茶やまびこさんの店頭でこんにゃくが売っていたので食べる。1本100円。

美味………!

弾力があるのに柔らかくて口当たりが優しい!出汁で煮込まれたぷりっぷりのこんにゃく、これが檜原のこんにゃくかぁ……最高。
ビールか焼酎が合うと思う。(歩きやすくはなってるけど山道だから飲酒はやめた方がいいよ!)

 

滝までの道中は歩きやすく整地されているので、ファッションスニーカーでもサクサク歩ける感じ。当たり前だけどヒールはやめましょう!

天然モノなのか、敷かれているのかはわからないけど、木のチップみたいなのが敷き詰められているのでふかふかとした膝に優しそうな道を、大自然を感じながら楽しく歩ける。遠目から見ても水が澄んでいて、ひんやりとした空気がとても気持ちいい〜……これだけで癒される。

都会の喧騒から離れて、水の打ち付ける音、土を踏む音、それだけの世界。嫌だったこともつらかったことも綺麗な水に流れていくような感覚……(突然のポエム)

 

こんにゃくの美味さを噛み締めつつ、大自然に癒され、帰り道ではギャラリー喫茶やまびこさんで陶器のマグを買ってきました。これでひのはら紅茶飲むんだー!

滝まで歩くのもほんっっとに楽しめてとても良かった。今度は冬に凍った滝を見に来ようと思ってます!

 

そして歩いて入り口付近まで戻る。13時とちょうど良い時間なので、四季の里さんでお昼ごはん。

期間限定メニューの肉豆腐定食をいただきます!お豆腐だいすき!

四季の里さんのすぐ近くにちとせ屋さんという豆腐屋さんがあって、そこのお豆腐なのだそう。豆腐屋さんのお豆腐ほんと美味しい!ボキャ貧ですみません。豆の甘みが牛肉に負けないの。

他の食材も檜原で採れたものを使っているそうで、野菜も美味しく、お水が美味しいからかご飯も美味しい。そしてどの定食にも刺身こんにゃくがついていた。刺身こんにゃくやわらか!普通のこんにゃくよりみずみずしいというか、じゅわっと芋の味が出てくるような感じ。すみません舌がバカなので全体的に美味しいという事実だけ認識していただければ結構です。

 

美味しいごはんをいただいたところで、私が次に行きたかったのは井上食品さん。番組内で紹介されていた、手作りこんにゃくのお店。

……ここで頭の悪さを発揮してしまうわけだが。

 

檜原の方々とても親切で、途中で寄ったお店でいろんなお話させていただいたし村のマップをくださった。ありがたい……。

めくりやすいところに簡略された地図、全面開くと詳細な地図になるパンフレット。開くのを面倒くさがった私がとった行動は、そう。簡略マップを頼りに歩いてしまったのである。

 

井上食品さんここか〜

歩いて行けるかな〜←これがバカだった。

 

檜原村、世田谷区の倍あるんですって。

世田谷区がどれくらいかっていうと、23区内で2番目にでかい区

 

その時の私「縮尺見た感じ行けそうな気がするわ!歩くの好きだし!

今思うと本気でアホ丸出しである。

 

途中まで歩いて、誰も歩いてないなとか車と自転車ばっかりだなとか車の人の「こいつマジか?なんでこんなとこ歩いてんの?」な目とか、無理だってことに気づくべきところは多々あった。というか私も薄々気づいてた。気づいてたけど今回の旅に車はないんだ。電車と徒歩とバスしかないんだ。バスも1時間に1本で、しかもその歩いてた14時台の時間帯ってバスすら1本もない。じゃあ歩くしかないじゃん!井上食品さん行きたいじゃん!こ ん に ゃ く 食 べ た い じ ゃ ん ! ! ! ! !

 

Googleマップ開いたら徒歩で2時間40分かかるって。

引き返しました。

 

いや。無理だよね流石に。

 

あのね。これだけが無念なんだ!ほんと今回の旅これだけが無念!バスの本数がどうしても少ないから、行きたいところに自由に行くには車は必須。歩きとバスだけでは絶対に回りきれないし、車があっても1日では無理だと思う。次はレンタカー借りて泊まりで行こ!って思ってます。

 

すごすごと引き返して(30分くらい歩いてたので30分くらいまた引き返した。アホですね)村役場まで戻ってきた。といったらもう次はここしかない……!

 

そう、カフェせせらぎさんである!

 

入るとお客さんはいなくて、マスターが窓辺の席でうたた寝している。お土産コーナー見ながらうろうろしていたら気づいてくださって、どうぞ、と声をかけていただき、入店。4人が座った席に座らせていただきました、、なんか謎の緊張した。番組見て来たんでしょう、と言われたので、多分いたジャン見て行った人かなりいるんだろうね。私もその1人だもんね。

 

注文はもちろんレアチーズケーキセット!

飲み物をどうしようかな、と思っているとマスターから「みんな(JUMPと井本さん)オーレだったよ」の一言。わかってらっしゃるオーレでお願いします!

妹がブルーベリー苦手で、ひとつだけソース抜けますか?と質問したところ快く了承してくださった上「いちごジャムとかあるけど要る?」とまで聞いてくださる……!なんていい人なんだ。。

 

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美味しそう〜〜サイズ感ちょうどいい〜〜!

チーズケーキはなめらかで、コーヒーはあっさりめで飲みやすい。なにより30分×往復の悲しいウォーキング後、美味しいケーキとコーヒーが心に沁みる。。

 

そしてですね。

席の近くに福の神(大黒天かな?きちんとは見てなくて申し訳ない)の像と小銭の入ったお皿があったので、なんとなくご縁がほしいな〜(相手はチケットの類)と思って小銭をこっそり置いたのを見られていまして。

マスター「(笑いながら)何してんの!なんで置いてんの!じゃあこれ小銭置いてくれたからお礼!」

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クッキーもろた……いいんか……こんな施しを受けてしまっていいんか……?

(ご好意でいただいただけなので小銭置いたら貰えるってものではないことだけご認識ください!)

 

いやもうほんとに縁結び?願掛け?みたいなものを勝手にしておりすみません!!ケーキもコーヒーもクッキーも美味しかったです!!こんなにサービスしていただいた上お会計も番組クーポンで100円引きにしていただいて……これだけのサービス、また来たいとしか思えない。。いやもう絶対にまた行く。

 

そんなこんなで16時前、そろそろ帰路につき始めなければならない。なぜなら片道2時間半かかるから。

役場の隣のかあべぇ屋さんで檜原漬け、豆腐、こんにゃく、ひのはら紅茶を購入。かあべぇ屋さん本当になんでも揃うお店!電子マネーもガンガン使えるので便利!

というわけで、帰路につきつつ道なりにある天然酵母のパン屋、森の風゜さんを最後に目指すことに。15分ほど歩けば着くとのこと。

 

少し歩くと酒屋さんがあったので、途中で見たゆずワインが気になっていたためお邪魔することに。

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ゆずワインと、檜原の名産物であるじゃがいもを使ったじゃがいも焼酎(!)を購入。場所的に谷合商店さんだと思う。ありがとうございました!

 

そこからさらに10分ほど歩くと、お土産売り場の山の店さんがあったので、そこでヒノキのサシェと入浴剤を購入。妹がゆずみそ買ってたからそれも食べさせていただく予定。

そして紙袋がめちゃくちゃ可愛い。

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ひのじゃがくんだ!!!!

 

お土産を持つ手がだいぶしんどくなってきたあたりで、最終目的地、森の風゜さんに到着!

こじんまりとした佇まいでまさに村のパン屋さんといった感じ。ゆっくり扉を開くと途端にふわーーーっとパンのいい香りが!すごい!いい香り!!

ご主人ともお話しさせていただきなぜかこんにゃくへの想いを語る私。足がなくて井上食品さんに行けなかったのが心残りという話をしたら「秋川やあきる野市ではレンタカーもあるよ」と!やっぱり電車とバスで来られる方が多いけど、立川から車で来られる方もいらっしゃるそう。やっぱり次は車借りて行きます!

ここのご主人もとても気さくな方で、パンもどれも美味しそうだったので結構買ったのにお会計は1000円いかないという!私の地元の方だと天然酵母のパンって少しお高いイメージあるくらいなのにこんなお手軽価格でいいのかな!?と思ってしまうほど。さらに舞茸パンひとつおまけしてくれました……!きのこも直売所があるので採れたてなんじゃないかな、絶対に美味しいじゃん…!本当にありがとうございました!

 

そこからすぐのバス停からバスに乗り、JR武蔵五日市駅へ。戻ってきちゃったなあ…みたいな気持ちになりつつ、帰りの電車に揺られ爆睡。東京まで直通してる「ホリデー快速あきかわ6号」でほぼ始発→終点なので、安心して寝ました。そうそう、電車はドアをボタンで開閉するタイプ。これも田舎ならではで良い。精神年齢5歳くらいなのでボタンを押すのがめちゃくちゃ楽しい。

 

そんなこんなで1日身体はくたくたになったけど心は活力をもらって帰ってきました!たーのしかったー!

檜原村、本当にいいところでした。見渡す限り自然だし、人も優しいし。マジで歩いてる人がいないくらいの交通の便の悪さは仕方ないと思うので、車運転できる人はレンタカー借りて行くといいと思う。私も次は絶対そうしようと思う。正直ほんっとに広くて全然周りきれてないので、もっともっと面白いところや魅力的なところはまだまだあると思っている。一回行ったからいいかな、とはならない、また行きたい!って思えるところだったので、少しくたびれたな…なんとなく都会を忘れたいな…と思うときは是非行ってもらいたい。都内から1時間半ほどで着ける大自然に溶け込んでみてほしい。今まで旅行先のチョイスにはなかったであろう「東京都の村」を選択肢に入れてみてほしい。そこで美味しいものを食べて、リフレッシュして、お土産に特産物を買って、少しでも村の発展に繋がってほしいと思える場所だった。何度も言ったけど絶対また行くぞ!今度は冬に!凍った滝を見るぞ!!楽しみ!!